授乳回数も少なくなり、離乳食に力を入れたい1歳頃。
1歳半には「離乳食」→「幼児食」と呼ばれるようになるので、離乳食のレパートリーや栄養バランスが良いものを食べてもらいたいですね。
そこで今回は、こどもちゃれんじ監修の「10ヶ月からの食事のヒント」を参考に、息子が1歳頃に食べさせていた離乳食をレシピ付きでご紹介します!
目次
1歳からの食事バランス
1. 1週間で栄養バランスを考える
運動機能や脳が著しく発達する時期。母乳やミルクだけでは足りなくなる栄養素を離乳食で補うようになります。
体や脳を働かせるエネルギーとなる炭水化物に、筋力を育てるタンパク質、季節のフルーツでビタミンミネラルも取り入れて、バランスよく離乳食の献立にしていきましょう。
しかし、3回食が始まったばかりだったり、食べむら、遊びたべがあったりもしますので、1週間単位で考えて満遍なく食べ物を摂取できれば良いそうです!
2. 手づかみ食べで脳を育てる
手づかみ食べは、ひと口で食べられる量を加減しながら、手指や腕を動かすという、脳と体を駆使する力が働きます。手づかみ食べは、脳や体を成長させる良い経験になります。
離乳食に、手づかみ食べができるものを1品用意して、自分で食べられた喜びに共感してあげる→もっと自分で食べたい。という気持ちを育てます。
手づかみ食べを楽しんでもらいます。
3. 家族で食卓を囲む
初めての食べ物を食べる時に、嫌がられたりすることもあるかと思います。
そんな時は、大人が美味しそうに食べる様子を見せると、「食べてみようかな」という気持ちが湧いてくることがあります。
まだまだ食事にも手がかかる時期ですが、子どもに話しかけながら一緒に食事を楽しみたいですね。
気をつけたい栄養素
成長にかかせない「カルシウム」と「鉄分」
カルシウムは、骨と歯を作るのに大切な要素です。鉄分不足にならないように、意識的に取り入れましょう。
カルシウム
カルシウムは、特に乳製品からの吸収率が高いため、チーズやヨーグルトなどを食事やおやつでしっかりと取りましょう。
小魚や豆腐などの大豆製品は、緑黄色野菜や海藻類を組み合わせるとカルシウムの吸収がよくなります。
- ヨーグルト
- チーズ
- ゴマ
- しらす
- 青のり
- 豆腐
鉄分
おかゆ、炒り豆腐、小松菜の煮浸し、和食なら鉄分を多く含んだ食材を摂取することができます。
鉄分を含む食べ物は、鉄分の吸収を助けるビタミンやタンパク質と同時に摂取しましょう。
- 赤身の魚や肉
- レバー
- ひじき
- 卵黄
- 小松菜
- ほうれんそう
- 大豆製品
簡単手作り!離乳食レシピ
少食だった息子に、具沢山で栄養いっぱいの離乳食を食べてもらいたい!と、定期的に作り置きして、小分けにして冷凍保存していました。
レシピをご紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね。
簡単ウィンナー
【材料】
- 豆腐 150g(3個パックの1個分をすべて使います)
- 鳥ひき肉 150g
- 人参 1/5 みじん切り
- 小松菜(葉の部分) 数枚をみじん切り
- 片栗粉 大さじ5
- 塩 少々
- 豆腐は水切りしておく
- すべての材料をボールに入れて混ぜる
- まだ柔らかさが残る場合は、片栗粉を追加して調節してください(硬さはハンバーグ目安)
- ラップを広げて、具材を作りたいウィンナーの大きさ分のせる
- ラップで包んで、ラップの端をネジネジ
- 1回のラップでまとめて作る場合は、親指1本分間隔をあけてください
- 沸騰したお湯にラップごと入れて、中火〜弱火で5-7分ほど加熱。
- 火が通ったら完成です!!!
青のりやゴマを入れても、簡単にカルシウムが摂取できますよ!
豆腐ハンバーグ
【材料】
- 豆腐 150g(3個パックの1個分をすべて使います)
- 鳥ひき肉 100g
- ひじき 20g 水で戻してみじん切り
- 玉ねぎ みじん切り
- トマト 角切り
- ほうれんそう(葉の部分) 数枚をみじん切り
- ゴマ 少々
- 片栗粉 大さじ2
- 塩 少々
- 醤油 少々
- 豆腐は水切りしておく
- すべての材料をボールに入れて混ぜる
- まだ柔らかさが残る場合は、片栗粉を追加して調節してください
- スプーンで手つかみできるサイズを形成して、フライパンに並べる(油なしでもOK)
- 弱火で火にかける
- 焼き色がついたら、ひっくり返して蓋をして5分ほど焼く
- 火が通ったら完成です!!!
1歳からの食事バランス まとめ
子どもが小さいうちは、離乳食を作る手間もありますが、作り置きを冷凍しておけばチンしてすぐに食べられるのでとても重宝します。
他にも、ひじきと具沢山の炊き込みご飯を小分けに冷凍しておけば、栄養素もたっぷり入って、まだまだ少食な1歳の子どもでもたくさんの栄養を取り込むことができます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!