子供の発達障害テストを受けるべきか決断するまで
発達障害テスト
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今まで記してこなかった、長男の発達についてお伝えします。

こうやって文字にできるようになったのは、今でこそ自分も主人も長男の発達について受け止め、長男の就学に向けて前を向けているからです。

「発達障害テストを受けるべき」と言われていた当時は、到底心の整理がつきませんでした。

発達障害テストを受けるべきか迷われている方へ、1つの例として知ってもらえたらと思い記します。

私たち自身がかわいそうでも、悲しい話でもないので、
ポップに書いていきます〜

目次

違いに気づき始めた頃

私の思い過ごしだったかもしれませんが、私が1番初めに感じたのは長男の3ヶ月健診の時でした。(わりと早い

3ヶ月健診は区で決められた日に行うので、大勢の親子が待合室にいました。その中で一際大声で泣き叫んでいたのが長男でした。

初めての育児、ママになってまだ3ヶ月の私に大きな壁が立ちはだかった瞬間...

周りの親子は、手遊びをして遊んでいたり(3ヶ月にしては手遊びの時期早くないか?ママは保育士?と焦ったり)

子どもが3ヶ月という共通点だけで話し始めた親子までいました。(人見知りの私には理解できなかった笑)

長男は、いつもより授乳の間隔が空いてお腹がすいていたので大声で泣き叫んでいました。(みんな先生に相談していたのか、待ち時間がとてつもなく長くて...( ;∀;)

3ヶ月健診は、「身体測定 → 診察 → 保健指導(離乳食の説明)」の流れでありました。

身体測定の待ち時間に空腹でギャン泣き→順番がもうすぐだったので抱っこであやす→泣き疲れて寝る→診察が始まる→起こされて泣く→保健指導が始まる→まだ授乳してもらえず泣く。

と、タイミングが合わず最悪の状態でした...。家を出る直前に授乳していたのですが、なんせ区で指定された場所に行かなければいけないので、次の授乳時間までに健診が終わらず(と言うか、始まってもおらず)母子ともに疲弊した状態でした...。

あまりにも長男が泣くので、見かねた保健師さんが「私がみてあげるから、離乳食の話聞いておいで」と言ってくれて、説明を聞くことができました。

他の親子は、私たちのようなことはなく、何の問題もなく健診を受けて帰っていくのに、なぜ私はこんなに悲しいんだろう...と感じていたのを思い出します。

2人出産して育児にも慣れてきた今なら、「たまたまその時間帯が授乳時間と重なって、すぐに授乳できなかったから泣いてたんでしょ」「3ヶ月の頃なんて泣いて当たり前。そんなに気にすることないよ」とその時の自分に言ってあげたい。

でも当時の私は、育児が初めてだから一生懸命で、心配でもあって、そのドキドキが長男にも伝わってしまって、ママの気持ちを察して泣いていたのかもしれません。

もしくは、もうその時すでに場所見知り、人見知り、長男の特性が始まっていたのかもしれません。

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1歳までの過ごし方

児童館や子育て広場、友だちと電車に乗ってお出かけしたり、毎日ベビーカーで外出していました。

長男の刺激になればと、こどもチャレンジを始めて毎月届く絵本やおもちゃで遊んだり、図書館へ通いつめ絵本を何冊も読み聞かせたりしました。

どれも楽しそうにしてくれるのですが、児童館や子育て広場に行っている時よりも、家で遊んでいる方が「のびのびしていて楽しそう」と感じていました。

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2歳までの過ごし方

歩けるようになってからは、毎日公園へ連れていきました。

室内遊びは、限られたスペースの中でたくさんの親子がいて圧迫しているように感じているのかな?と思ったからです。

長男は、遊具よりも小石や枝、木が好きで、枝を拾っては、今持っている枝よりかっこいい枝を探して持ち変えたり、大きな木にハグをしたりして遊んでいました。

まだよちよち歩くような時期なので、少しでも大きい子が遊んでいるようなら、空いている方で遊ばせようと人を避けるように促していたのですが、長男も人を避けて遊ぶようになっていました。(私の促しのせいなのか、長男の特性なのかは分かりません。

児童館で2歳クラスの集まりがあったので、参加した時のこと。

音楽に合わせて、先生がダンスをしていて子供たちが真似をして一緒に跳ねたり、同じ動作をしようとヨチヨチ動いています。

長男はと言うと、ジッと見るでもなく、泣くでもなく、みんながいる部屋の中心から離れて壁の方に行き、壁を手で伝って遊び始めました。(今だから笑えるけど、当時は笑えなくて白目向いてましたw

保育園入園

4月から2歳児クラスに入園が決まりました。長男は3月生まれなので、1番年下です。

4月生まれの子は、すでに3歳。長男は先月2歳になったところなので、身長も発達具合もだいぶ差があります。一般的に女の子の方が発育が早いと聞きますが、同じクラスにいた子達は、まさにお姉さん。ごっこ遊びに夢中で、長男のお世話を進んでしてくれて頼もしい存在でした。

言葉の発達

2歳になる頃には、2語文を話す。と言われていますが、長男は名詞すら出ていませんでした。「ママ」もまだ言えず、なぜか時折「あった」だけ言いました。笑

こちらが話している言葉の理解はできたので、「ご飯食べようね」と言えば、ハイチェアに登ろうとし、「お風呂入ろうか」と言えば、お風呂の方へ歩いてきました。

ただ、お話ができないので、クラスの子とコミュニケーションを取るのは本人も難しかったようです。

保育園では、4月と10月に園専任の小児科医が診察に来ます。

2歳クラスの4月の診察で「発語がないので、一度専門医に診てもらったらどうか」と保育園の先生を通じて小児科医の先生から打診がありました。

でも、3月生まれの長男はその時まだ2歳1ヶ月。確かに発育が早い方ではないけれど、もう少し我が子の成長を見守りたいね。と旦那と意見が合い、専門医の先生の診察は受けずに過ごしていました。

お友達とのトラブル

発語がない長男にとって、「嫌なこと」をお友達に示す表現は「髪を引っ張る」「ひっかく」でした。

保育園の先生から「止められずにすみません。今日は○○くんの首の辺りを引っ掻いてしまいました」と頻繁に報告を受け、その度に相手の親御さんはどんな気持ちなんだろう...。本当に申し訳ない...。と落ち込む日も多かったです。

発達障害テストを受けるきっかけ

2歳10ヶ月になる頃、まだ喃語のままでした。手洗いや着替えなどは少し手伝えば自分でできましたが、ちょうどこの頃癇癪がすごくなりました。毎朝着替えをしたくなくてパジャマから着替えさせるのが一苦労、さらに保育園に行くのも嫌がり、大人1人じゃ連れて行けないほどになりました。夫婦で交互で抱っこし、なんとか長男の機嫌を良くして保育園に通わせる日が続きました。

そんな時、保育園の先生から

「男の子2人がブロックで遊んでいて、長男くんも仲間に入りたかったみたいなんです。でも、男の子たちはブロックで何かを作るのが楽しいけど、長男くんは積み上げたブロックを倒すのが楽しい時期なので、『長男くんは来ないで。ブロック倒されちゃうから』と言ったんです。

長男くんは意味を理解したのか、シクシクと泣き始めたんです。

そこで先生たちが、長男くんの側にブロックを持ってきて「先生と一緒にブロックで遊ぼう」と誘ってみたのですが、ブロックで遊びたいんじゃなくて、仲間に入りたかったみたいで、男の子たちを見ながらシクシク泣き続けていました。

発語を促すような教室などに行かれてみてはどうですか?長男くんも思いを伝えたいけど、伝えられなくてもどかしいと思うんです」

とお話がありました。

「そうだったんですね〜」と言いながら、ポロポロと涙が溢れ出てきてしまいました。(保育園の廊下で話していたけれど、さすがにこのエピソードには我慢ができなかった...

帰宅して、長男くんを抱きしめながら「今日はさみしかったね、お友達と遊びたかったよね、お話できるようにママどこか探してみるね」と言って、きつくきつく抱きしめました。

こうして3歳前までは見守ってきたけれど、長男が保育園でもどかしい思いをし始めたことをきっかけに、発達障害テストを受けることにしました。

発達障害テストを受ける決断

この出来事を旦那に話し、長男くんのために発達障害テストを受けてみよう。と意見が合いました。

私たちとしては、長男が発達障害かどうかと言うよりも、テストを受けることで何かしら分かり、長男が生活していく上で発語を促すことができたり、保育園生活が今よりも心地よく過ごすことができるのなら、受けるべきだという結論にいたりました。

発達障害テストについては、また記事にしていきます!
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