こんにちは。
長男は療育通い、次男はヘルメット装着のネタが尽きない賑やかな我が家です。笑
次男は生まれつき頭の右側が少し凹んで生まれてきました。
と言っても、言われてみれば...くらいだったので様子を見ていたのですが、体も頭も大きくなっていくものの頭の形がまんまるにならず、それどころか真上から見ると左おでこが出ていて右後ろが出っ張っているアーモンドのような形になってしまいました。
慌てて色々調べ行き着いた先が「赤ちゃんの頭のかたち外来」そこでヘルメット治療(アイメット)を始めることに決めました。
これまでの経緯とどう頭のかたちが変わっていったのかブログに残しておこうと思います。
これから矯正を考えている方の参考になれば嬉しいです。
目次
頭のかたち、歪み
生まれつき、右耳の上あたりが少し凹んで生まれてきた次男くん。
新生児のうちはまだ全身がホワホワ柔らかくて小さいので、全然気にしていませんでした。
生後2ヶ月、3ヶ月と身長も体重もグンと増えて大きくなっても頭の形は少し歪んだまま。
生後4ヶ月で矯正するまでにどのくらい歪んでいたのかというと。
どうやら「斜頭症」と言うらしい。
まずは、小児科で相談してみることにしました。
小児科で相談
頭のかたちは気になっていたものの特に病気ではないと思っていたので、生後2ヶ月の予防接種の時、3ヶ月健診でも「気になっていることはありますか?」と聞かれて先生に相談してみました。
生後2ヶ月の予防接種の時には
頭だけタオルで固定してもすぐに動かせちゃうから、頭からお尻くらいにかけてバスタオルで向き癖を矯正したら、良くなると思うよ〜
生後3ヶ月健診では
と言われました。
頭のかたちが歪んでいても、大抵は病気ではなく、あくまで美容的なので小児科の先生はあまりピンときていないような印象でした。
ただ、最近では赤ちゃんの頭のかたちを気にする親が増えているので大きな病院では「赤ちゃんの頭蓋骨外来」を始めるところも増えているそうです。自費で高額、ヘルメットを付けるだけで赤ちゃんにリスクもないし病院としても良いことづくしなのかも。
赤ちゃんの頭のかたち外来を検索
調べてみると、全国いたるところで赤ちゃんの頭のかたちを矯正するクリニックがあることが分かりました。私が特に参考にしたのは、こちらのサイト。
赤ちゃんの頭のかたち相談室
ここで、ヘルメット治療ができるクリニックを検索しました。
ヘルメット治療ができる主な医療機関
https://babyhelmet.jp/alliance/
クリニック予約、専門医に受診・検査
幸い自宅から近い場所にクリニックがありましたが、県外からも訪れるクリニックでした。
まず、先生に赤ちゃんの頭のかたちを見てもらいます。
私が受診したクリニックは「頭のかたち外来」もやっている小児科だったので【すぐにヘルメット治療しましょう】のスタンスではなく、【軽度であれば向き癖を直すだけで治りますから、まずは見てからヘルメット治療するか判断しましょう】という先生でした。
アーモンド型のようになっている次男くんを見て
「まだ4ヶ月なので、これから頭のかたちが大きくなって今よりも丸みを帯びてきますが、今の状態を見ると親御さんが気になるようならヘルメット治療をしてあげてもいいかもしれません」
と言われました。
私が気にしていた左おでこの出っ張りと左右の耳の位置について聞いてみると
「今は耳の位置が左右で対象ではないですね。でもこれから頭が大きくなってくると今よりは良くなりますが、どこまで耳の位置が対象になるかは分かりません。
おでこの出っ張りは、頭の大きさが成長することで左右対象になるので心配いりませんよ。
頭のかたちを調べていて、ネットで変な記事を目にしませんでしたか?頭の形が歪んでいると発達障害になるとか、歯並びが悪くなるとか、姿勢が悪くなるとか。あれ全部嘘ですからね、信じないでくださいね!」
と。次男くんはあまりにも頭の形がアーモンド型だったので私はすぐにクリニックを探しましたが、色々調べていたらそうゆう類の記事を目にしていたかもしれません。
誰かにそう言われたのか、筆者が本当にそう思っているのかは分かりませんが、小児科医で、子どもの脳腫瘍や遺伝病の治療開発に取り組んできた先生の話の方が信じられるな、と私は思いました。
レントゲン検査
ごく稀に、頭蓋骨の病気の影響で頭の形が歪んでしまう場合があるそうです。
もしそうだった場合は、ヘルメット治療(アイメット)では頭の歪みは治りません。
病気かどうか検査するために、初めてレントゲンを取りました。赤ちゃんでも大丈夫なレントゲンで私も側で見守りました。
すぐに検査結果が分かり、病気ではないことが判明したので、ヘルメット治療(アイメット)ができることになりました。
いつから?いつまでに始めるべき?
先生の話しによると、1歳半くらいまでに頭の形が形成されるそうなので、それより前、ベストは生後4ヶ月から6ヵ月までが理想だそうです。
半年間ヘルメットを装着することになるので、小さいうちに始めた方がヘルメットを被らせても嫌がらず過ごしてくれるから。1歳を過ぎた子は、自分でヘルメットを外してしまうんだそうです。自費で高額なのに、ヘルメットの装着時間が短かったから効果が得られなかった、なんて勿体ないですよね。
アイメットとは
次男くんが通っているクリニックより引用
ヘルメット治療(アイメット) 費用はいくら
ずばり、495,000円でした。
まさか出産後4ヵ月でまたこんなに高額な費用を支払うことになるなんて....でも次男くんの頭のかたちは一生に関わることなので、奮発しました!
自費診療とは言え、医療費控除は受けられるので、その年の確定申告で、出産費用と合わせて医療費控除を申請しました。
世帯で医療費はまとめて良いので、旦那の確定申告で、私の出産費用、次男くんのヘルメット治療代を医療費控除。産休に入ったのが年初めの方で年間収入が低かったので配偶者控除も受けられることになり、旦那の所得金額は控除が重なりめちゃくちゃ低くなりました!笑
これで次の住民税は安くなる...!
私は毎年「やよいの白色オンライン」で確定申告作成しています。(ふるさと納税を毎年申請しています)
年会費はかからず無料で情報が引き継げるので、翌年の確定申告も基本情報や昨年のデータを反映してくれるので年に1度しかしない手続きでも簡単に確定申告ができるのでおすすめです。
装着期間、装着時間
装着期間は、6ヵ月。
装着時間は、お風呂以外の1日23時間を目標にします。
最初は短時間の装着で様子を確認し、少しずつ装着時間を長くしていきます。
向き癖がある場合など効果的なのが、就寝時。赤ちゃんの頭に合わせたクッションが入っているので、凹んでいるところには隙間があり、出っ張っている部分にはクッションが薄くなっているので、向き癖が直らなくても歪みを整えてくれます。
装着開始後は1,2ヵ月ごとに受診して状態を確認し、ヘルメット内の低反発クッションを調整します。
ヘルメット治療開始から2ヵ月
次男くんは10月からヘルメット治療を開始し、4月に終了予定です。冬の期間だったので、蒸れることなくさほど臭いも気になりませんでした。
夏場は頭が蒸れて汗がすごかったり、アイメットの内部に貼り付けてあるクッションの臭いもきつくなるそうなので色々と対策が必要そうです。
コロナ禍ということもあり、外出はあまりしておらず、基本的に家にいる間、お風呂以外はずっとアイメットを装着しています。
1度クッションを調節するためにクリニックに行きましたが、多少歪みが直ってきているように思います。ですが、まだまだアーモンドがピーナッツになったかな、くらい。クルミまでは程遠い。もう少し頑張って装着していきます。
ヘルメット治療が終了したら、改めてレビューを残したいと思います。
これからアイメットを検討されている方の参考になれば嬉しいです。