一般的に女の子より、男の子の方が成長がゆっくり、発語が遅いなんて言われていますよね。
我が家の長男くんはさらにゆっくりで、1歳で単語も出ていたような出ていないような。
2歳で2語文と言われますが、まだまだ宇宙語で。3歳過ぎてようやくポツポツと単語が出始めて、半年で2語文、さらに半年で文章になり会話が成立するようになりました。
そう、一般的な子が2年ほどかけて徐々に発語を伸ばしていくのに対して、息子は3歳の1年間で一気にアウトプットしたのです...!
毎日根気強く絵本の読み聞かせをしました。
絵本から刺激を受けて絵本に出てくる言葉を吸収→発語したおすすめの絵本をご紹介します!
目次
1. ノンタンシリーズ「のんたん おやすみなさい」
ノンタンの「まだ遊びたいから寝たくない」「いたずらしちゃおう」という子供も共感できるストーリー。自分勝手に行動するノンタンにお友達が正してくれるとてもおすすめな絵本。
ページ数も長すぎず、文字量が少なく、さまざまな描写や表情を絵で見せてくれるので、子供も夢中になって何度もリピートした絵本です。
我が家では、夜は寝る!ブランコは順番!を教えてくれた聖書のような絵本です。
実際に公園でブランコに乗っていて、他のお友達が待ちはじめたらノンタンの絵本で出てくる順番の歌を1回歌って交代する、を習慣にしました♪
2. はっけんずかん「のりもの」
子供の興味のある窓開き仕掛け絵本。
長男くんは働く車や電車が好きなので、色々な乗り物が乗っている学研の絵本を購入。
新品の絵本の仕掛けを見つけては、ペリペリ剥がすのも楽しみの1つ。
何度も何度も読み返して、乗り物の名前を伝えてあげて、時には力強くめくって破れてしまうことがあれば夜な夜なテープで止めて。笑 思い出深い絵本です。
他にも、「動物」「食べ物」「恐竜」「虫」「海」などシリーズがあります。
我が家は、その後「恐竜」「機械の仕組み」を追加で購入しました♪
3. ベネッセ「にほんご えいご おしゃべり ことばのずかん」
一般的な絵本よりもお値段がするこちらの絵本ですが、効果は抜群!!!さすがはベネッセ!
付属のペンがついていて、タッチをすると物の名前を教えてくれます。
動物や乗り物のページでは、動物の鳴き声や乗り物の音なども出て楽しませてくれます。
一般的な絵本と違うところは、大人が読み聞かせなくても子供が1人で楽しめること。
好きなページをめくって、気になる絵をタッチ。を繰り返していくうちに、今までは聞いているだけだったのが、いつの間にか同じように言おうと復唱するようになりました。
絵のテイストは、柔らかいゆるめなイラストですが、実物を見ても物の名前が出てくるようになり、この絵本に出会ってから大きく発語が増えました!
4. 「フェリーターミナルのいちにち」
まず、絵がメインに描かれていて描写が美しく大人も楽しめる絵本です。
フェリーターミナルの朝から夜までに登場する人や乗り物たちも多く描かれています。
ストーリーに加えて「お空にカモメが飛んでいるね」「フェリーの中にはこんなお店があるよ」「トラックが何の荷物を運びに来たのかな」と、細かな絵に気づき指をさして伝えてあげることで、フェリーや海に関連することを連想して繋げてあげることができたように思います。
「フェリーターミナルのいちにち」のような絵が細かく描かれている本が1冊あると、物の名前だけでなく状況や場面を一連の流れとしてインプットできるのでおすすめです。
5. 手ではなそう「きらきら」
手をきらきらさせることが、手話では「拍手」になる。
キラキラしているもの、ホタル、花火、クリスマスツリー「地球はキラキラでいっぱい」と教えてくれる絵本。
絵本の表紙と裏表紙の箇所には、イラストで指で表す「あいうえお」の手話が描かれています。
地球にはキラキラしているものがいっぱいあるし、これから輝かせることだってできる。
手話に触れる機会にもなる絵本です。
発語が遅いかなと心配されている方の参考になれば嬉しいです♪