
2018年3月に出産してから、もらえることになった「産休手当」についての体験談をお伝えします。

これから産休に入るママが、スムーズに手当がもらえて、
子育てに専念できたらいいな。
ちなみに私は、正社員で1年少し働いていたので、ギリギリ対象者に入れて、産休を取得することができました!
産休に入るために国が定めている条件は、
1年以上勤務していること、その後、復職することが条件になります。
ちなみに、アルバイトでも、1年以上勤務して、社会保険に加入していれば(週30時間以上勤務)産休を取得することができます。私の会社でも、アルバイトの方で産休取得した人もいます。
参考:厚生労働省HPより
https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/31.pdf
産休手当とは
まず、産休手当とは、正式には「出産手当金」と言います。
産休の期間は、
出産予定日の6週間前(42日)から、出産日の翌日から8週間(56日)の期間を言います。
この間の日数分を「出産手当金」として、加入している健康組合から手当金がもらえます。
私も知る前は、この手当はどこから支払われるんだろう。と思っていました。
会社からではなく、健康組合から支払いされますが、手続きは、会社を通してになると思いますので、会社の担当者に問い合わせてみてくださいね。
1日あたりの支給額:
【支給開始日以前の継続した12ヶ月間の各月の標準報酬月額を平均した額】÷30日×(2/3)
※引用:全国健康保険協会ホームページより
産休手当・いつ申請するのか
いつ、いくらもらえるのかに必死になってしまい、1番大切な「いつ申請するのか」「用紙は自分で用意するのか、会社からもらえるのか」など、初めてだと不安なことがたくさんありますよね。
なかなかネットでは載っていない情報だったりするので、私の場合のケースをまとめてみました。
申請書はどこでもらうのか
産休に入る前に、必ず確認しておくべき事項です!
産休の取得は、会社の社会保険加入者が取得できる権利なので、仲介役は、会社の担当者(総務か労務)になります。ですから、まずは、会社の担当者に聞いてみてください。
私の場合は、会社の担当者から、申請用紙をもらいました。
もし会社の担当者から「自分で申請用紙を用意してください」と言われた場合は、自身の加入している健康組合のホームページを検索すると、「健康保険 出産手当金 支給申請書」というのが見つかると思いますので、印刷して準備しておいてください。
ちなみに、全国健康保険協会のものは、こちらからダウンロードすることができます。
申請書の記入方法
産休に入る前に、目を通しておくことをおすすめします!
なぜなら、出産前の申請と出産後の申請でチェック欄があるけど、いつ申請すればいいの?出産のために休んだ期間は、いつからいつまで書けばいいの?など、疑問がたくさん湧いてくるから。
記入例をもらっている場合は、どう記入したらいいのか、事前にシミュレーションしてみて、分からなければ、会社の担当者に確認しておいてくださいね。
私は、用紙をもらったことで満足してしまっていて、いざ記入するときにパニックになってしまっていたので、、、。
ちなみに、全国健康保険協会の記入例はこちらです。
申請方法
会社に提出するのは、産後です!
産院の記入欄もありますので、入院バッグにいれて、退院までに記入してもらえるように頼んでおくとスムーズです!
私は里帰り出産だったので、忘れず実家まで持って帰り、入院バックにいれておきました。
早く手当が欲しかったので、産後1ヶ月以内には、会社へ郵送しました。
まあ、結局は手当が入るのはとても遅かったのですが。泣。
産休手当・いつもらえる?
産休手当に該当する期間が、出産予定日の6週間前(42日)から、出産日の翌日から8週間(56日)なので、ひとまずはこの期間が終わらなければ、手当をもらうことはできません。
早く申請すれば、早くもらえると思いきや、最低でも産後8週間は手当が入ってきません。

出産するまで全く気づかなかった。。。
もっと計画的にお金の管理しておくべきだった。
手続きをスムーズにするためにできることは、
産後8週間以内には、会社に申請書を郵送すること!

こうゆうケースも考えて、
なるべく早く申請書を郵送しておくことをおすすめします。
産休期間が過ぎたら、
産休取得者が提出した申請書を会社担当者が、保険組合へ郵送します。
そして、保険組合が確認をして、出産手当金を会社に振り込みます。
それからようやく、会社担当者が、産休取得者に手当を振り込む流れになります。
でも細かいフローでは、申請書には会社記入欄もあるので、会社の担当者が記入する→上司が不備がないか確認する。という見えないフローもあります。さらに、私の会社では、会社印を押すのにも、担当者→上司→社長と3ステップ踏まないと会社印を押してもらえないので、上司や社長が忙しいとなかなか会社印を押してもらえないこともありました泣。
それを知っていたので、どうかなるべく早く手当が支給されますようにと願うばかりでした。
ここからは、私の体験談になります。
会社の担当者に2度ほど確認しても「対応中です」としか言われずラチがあかなかったので、私は意を決して、健康組合に直接電話をかけることにしました。
そこで言われたのが、衝撃の返答でした!
「確認したところ、1ヶ月前に会社に振り込んでいますので、会社の方から振込みされると思います。会社に確認していただけますか?」

いくらなんでも待たせ過ぎでしょ!
こうなったら、信頼のおける他部署の上司に連絡する!!!
そして私は、労務の担当者では対応が追いついていないんだと分かり、当時社内のフローをテキパキ円滑に回してくれていた人事部長に直接連絡を取り(年齢が近くて仲良しだったこともあり)、その人に動いてもらい、翌日に手当が振込されました。
なんと、そのとき
産後5ヶ月目でした!!!!!
本来なら1ヶ月前にもらえていただろうに、、旦那さんだけのお給料で頑張ってきた私たち家族が涙ぐましい。。
産休手当・いくらもらえたか
その額、68万円!!!
出産手当金の期間がそもそも長いのと、私は予定日超過なので、その分も合わせると100日分の手当をもらいました。
出産前の1年間は、つわりがあったり、体調不良が続いたりして、有休を使い果たし、後半は欠勤扱いになり、お給料もみるみるうちに少なくなっていきました。
それでも、手当が無事に入ってくれたことが嬉しい。

こんなに長い間待たせず、
もっと早い段階で支給されたらいいのに!
国の制度が見直されることを願います。
まとめ
私の体験談をお伝えしました。
産休が初めてだと、いざその時になってみないと分からないことが何か分からない。なんてこともあるかと思います。
産後は特に、赤ちゃんに費用がかかってきます。お金に関することはとても大事なので、産休に入る前に確認しておくことが大切です!
そして、きちんと仕事をしているであろう担当者に催促するのは申し訳ないと思いながらも、不安なことがあれば担当者にメールをしてみることも大事だと思います。
いつ入るのかな。とママがストレスになってしまう前に担当者に連絡をとって解消しておくことをおすすめします!