【出産レポ_後編】中目黒の育良クリニックで2人目出産しました
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2021年コロナ禍の中、中目黒にある「育良クリニック」で第2子を出産しました。

これから出産される方、育良クリニックで出産を考えている方へ、ブログに私の経験談を残しておこうと思います。

前編では分娩予約からバースプラン、妊婦健診や料金についてお伝えしました。

後編では、出産当日から入院生活についてお話ししていきます。

目次

前駆陣痛 育良クリニックへ電話相談

1人目の時も前駆陣痛に悩まされていた私。

2人目妊娠中にも37週をすぎた途端に前駆陣痛が始まりました。(人間の体って不思議。36週には何事もなかったのに37週を過ぎた途端に出産準備に入りだすんだから。

1人目の時に本陣痛かと思って病院まで行ったのに陣痛が遠のいて帰らされた。という経験が3回もあるので、とても慎重になっていましたが、予定日が近づいてきた頃、もしかして本陣痛かも?と思ったことがあり夜23時に病院へ電話をしました。

陣痛間隔、胎動はあるか、破水はしていないかなど確認後、

経産婦なので、陣痛間隔がに7分間隔になったら、もう1度電話してもらえますか?

と言われました。

私はお腹が痛くて、前駆陣痛じゃないような気がしていましたが、1人目の時のこともあるので

分かりました。1人目の時にも前駆陣痛が多くて何度か病院から帰ったことがあるのですが、もし陣痛が遠のいたらどうしたら良いですか?
陣痛が遠のいたら電話してください。夜遅いし、もし寝ちゃったら、そのまま電話しなくても大丈夫ですよ!

と言ってもらえました。

今の自分の状況、心配事を聞いてもらえてとても安心しました。

その後、横になっているうちに眠ってしまい陣痛は遠いていきました。本陣痛のような前駆陣痛だったので病院まで行く準備までしていましたが、行かなくてよかったです...。

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出産当日〜陣痛から立ち会い出産まで〜

当日の様子をまとめました。あっとゆう間の出来事でしたが文字に起こすと長い...2人目は本格的に痛くなってきてから7時間で出産になりました。

妊婦健診では「子宮口は少し開いていますが、赤ちゃんは上の方にいるし、まだ子宮口は硬いので予定日過ぎるでしょう」と言われて、ゆっくり過ごすか!と思っていたところ、

妊婦健診から2日後の朝、トイレに行くとおしるしが!

1人目の時は、何度もおしるしがあったし、おしるしがあるからと言って今日出産にならないかもな、と思っていました。

お腹の痛みも出てきましたが、少し痛いかな〜くらいでまだまだ弱かったので、長男の保育園送りに出かけました^^;

午前中、お腹の痛みがあり横になって休むことに。お昼ご飯は家で旦那と食べる予定でしたがお腹痛くて一緒に食べれず。

「え?本当に陣痛なの?まさかね、予定日前だしね」なんて呑気なことを言っていました。

午後、微弱の痛みはあるものの、1時間に6回程度、てことは10分間隔。でもまだまだ動けるので保育園お迎えに行くことに。

破水はしていなかったので、長男とお風呂に入り寝かせる準備をして、長男が寝たら病院に駆け込もうと思うほど、痛みの間隔、痛みの強さも強くなって座り込むくらいになってきました。

そんな状況を察してか、長男が家にヘルプに来ていたおばあちゃんとなかなか眠りにつかない。

でも、私ももう限界で部屋を離れ、病院に電話、妊娠中に登録しておいたマタニティータクシーに電話をしました。

最後のパッキングをするのにも、陣痛がくると立ち止まって動けない...家を出るまで4輪のスーツケースだからスイスイ行くはずなのになかなか家を出れず、外にマタニティタクシーを待たせてしまっていました。

そんな時、旦那が帰宅。スーツケースをタクシーまで運んでくれました。旦那は病院に泊まるための準備があるので、一旦は私だけタクシーに乗って育良クリニックに向かいました。

夜間入口から入院病棟に入り、育良クリニックに到着。

経産婦は陣痛の進みが早い、病院に着く前に出産になったらどうしよう...と気にしていて今まで陣痛を耐えていたので、ここにいればいつ産んでもいいんだ。と安心して気が抜けてきました。

ついてすぐに、採尿をしてほしいと言われ、陣痛の痛みの時は助産師さんに腰をさすってもらいながらなんとかトイレまで到着。

その後、分娩室は別の妊婦さんが使用していたので、その隣の部屋の簡易ベッドで横にならせてもらいました。

助産師さんに「出産用に着替えする?」と聞かれましたが、着替えなんてできる状況ではなく、「このままの服でもいいですか?」と確認して普段着にしていたワンピースで出産することになりました。笑

その後、すぐに旦那が病院に到着。陣痛間隔も2,3分になり、いきみ逃しのために大きく呼吸をしていたのが辛そうだったのか、すぐに助産師さんが駆けつけてくれて「大丈夫?つらそうだね。ちょっと確認するね...あれ?もう子宮口全開だよ!すぐに準備しますね!」と言われ、あれよあれよといううちに陣痛が進み、病院に到着して1時間。旦那が来て10分で産まれてきてくれました。

出産用の服に着替えることなく、分娩室に移動せず、個室にも行く前に、普通の簡易ベッドで出産になりました。笑。

カンガルーケア

出産後、すぐにタオルに包んで赤ちゃんを抱っこさせてもらえます。会陰縫合中、ずいぶん長いこと抱っこさせてもらいました。旦那に写真を撮ってもらったり、小さい赤ちゃんをずっと眺めていました。

会陰切開

基本的に会陰切開は行っていません。出産前は「切られたくない」と思っていたのですが、産後縫合する際に、1人目出産の時会陰切開するよりも縫合に時間がかかっていたので、切ってもらってた方が傷は浅くてすんだのかな...と思いました。(これは出産になってみないと分からないですね^^;

個室へ車椅子で移動

普通分娩だったので、出産だけで相当な体力、痛みを伴っていますが、麻酔をしても痛い会陰縫合。さらに結構な力で下腹部を押されて子宮内のものを出し切ります。

もうここまでくれば痛みは麻痺しているし、その間も自分の腕の中にスヤスヤと産まれたばかりの赤ちゃんがいるので、癒されながらこれが終われば休める。となんとか耐えられます...。

出血量、血圧など問題なければ車椅子に乗ってようやく個室へ移動します。

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入院生活

経産婦のため沐浴指導はパス。ご飯は部屋に届けてもらえるし、シャワー付きの部屋を選んだので、全く部屋から出ず。退院後の怒涛の日々を考えてひたすら横になって寝かせてもらいました。

お母さん赤ちゃん
分娩当日 0日目疲れていなければ、分娩直後から授乳開始新生児健診
1日目シャワーOKビタミンK2投与
体重・黄疸チェック(毎日)
2日目記念写真撮影
お祝い膳(夕食)
退院指導
3日目退院診察
血液検査
聴覚検査
沐浴指導(希望者のみ)
4日目 退院昼11時頃退院退院診察
ビタミンK2投与
先天性代謝異常検査

面会・写真撮影

面会は、14時から19時まで。旦那(パートナー含む)子供のみ可能です。

入院2日目、部屋で記念写真撮影をしてくれます。旦那に面会に来てもらい、赤ちゃんと3人で写真撮影をしました。この写真は、退院の際に色紙にしてもらえます。

授乳指導

午前、午後に助産師(看護師)さんが部屋に来てくれます。

その時に授乳の仕方を見てアドバイスしてくれたり、まだうまく出ない母乳が出てくるように乳腺開通させてくれます。ゴリゴリしてとても痛いけど、これが開通しないとスムーズに母乳出ないし、赤ちゃんはお腹空いてるのに母乳出てこなくて泣くので一時の我慢。

おかげさまで退院時にはある程度母乳が出るようになりました。

育良クリニックではたくさんの助産師さんが働かれているようで、5日間いても同じ方に会う確率はかなり少なかった。毎回違う助産師さんが部屋に来ても、みなさんとても優しく丁寧で話しやすい雰囲気なので心配なこと気になっていることなど気兼ねなく話すことができました。

きっと個室で2人だけの空間だから聞きやすい、というのもあると思います。

ごはん

食事は、朝(7時から8時頃)昼(11時から12時頃)夜(18時から19時頃)の3食を部屋まで配膳してくれます。

母乳に良い和食中心の食事でとっても美味しかったです。

水素水

入院フロアに自動販売機がありますが、同じ場所にウォーターサーバーもあります。なんとこれが「水素水」なんです!しかも無料!笑

出産して授乳が始まるから(?)私はめちゃくちゃ喉が渇きます。

初めて飲む水素水。なんとなくミネラルウォーターとは違う気もしますが、そんなに違いは分かりませんでした^^;

ナースステーションに近い場所にあるので少し気を遣いますが、私は1度に500mlのペットボトル3本分の水素水を汲むという作業を1日2回していました。笑

母子同室

初産の方には母子同室を推奨しているそうですが、経産婦には退院したら上の子のお世話もあって休めないだろうから、と頼めば預かってくれます。

私は2日間夜も預かってもらいゆっくり体を休めました。

出産で普段使わない筋肉を使い脚の痛みと、授乳で赤ちゃんがちゃんと咥えられているか真下を向いて確認するので、早くも首肩背中がバキバキになってしまいました...。

血流を良くするために温めるのが良いので、持参した湯たんぽで体を温めてほぐしました。さすがに産後数日でストレッチはできないので、持参してよかったです。電気式ですぐに温まる湯たんぽを首や肩甲骨にあたるように横になり寝ると痛みが軽減されてスッキリ起きることができました。

産後なかなかマッサージにも行けないので、家で寝る時にも使って滞った血流を流すようにしています。

退院

最終日、荷物をまとめ、最終的にかかった料金を受付で支払います。

オムツ、おしりふき、哺乳瓶、赤ちゃんグッズのサンプル類、育良クリニックオリジナルのおくるみなどをいただいて退院になります。

分娩費用支払い

最終的な料金が確定し、受付から部屋に電話がかかってきます。入院フロアから受付へ移動し支払います。ここでも妊婦健診と同じくクレジットカードは使えないので、現金もしくはデビットカードでの支払いになります。

私は、深夜に出産になったので時間外料金と入院中に痛み止めの薬を出してもらった分を加算して、最終的に退院日に支払った費用は370,000円。

分娩予約で、受付金100,000円支払っているので、自費の合計は、470,000円でした。

まとめ

とても長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。

金額的にみると確かに地方と比べて高額かと思いますが、医師、助産師、看護師、受付の方々みなさんがとても親切で優しいクリニックというのは貴重なんじゃないかと思います。

完全個室でゆっくり休むこともできるし、脚マッサージも無料で受けることができます。退院したら家事育児が待っているので、出産、産後ケアとしても妥当な金額になっていると思います。

これから育良クリニックで出産を考えてる方へ参考になれば嬉しいです!

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